それにしても今年2026年日本の夏は、西日本中心に最高気温が40度以上の酷暑日が連日観測されるなど、これまでにない高温状態に晒されていますね。💦
それもそのはずで、そもそも地球を「りんご」にたとえると主要な大気層は「りんごの皮」の部分のように、薄べったく地表に張り付いている状態のものと言い表せそうです。🌎
つまり私たちはこの皮(●)の中で生存していることになり、近年夏の異常な高温化はまさにこの皮(●)部分が加熱されている状況と言えます。😰
つまり外部からの熱エネルギーが皮と実の表面を温め、実の輻射熱によって更に皮が温められていくという流れで、このような薄ぺったい皮に匹敵した地球の大気だからこそ、ちょっとした熱エネルギーの高まりによって加速度的に高温化へと結びつくことが容易に想像できます。🔥
ところで細胞の集合体である人間や他の動植物の多くは、今でこそある程度安定した大気の中で生存できていると言えるのですけど、生命に適した大気のバランスを保つ環境を有しているからこそ、この地球が奇跡の惑星と呼ばれている由縁であり、私たちも日々それを無意識に受け入れながら生存していることに他なりません。
その中でも特に人間においては他の野生動物に比べて身体力や生命力が低く、外界の変化の度合いに適応できる能力が乏しいとされているんですけど、それを補うに余りある進化した知能を持ち知恵と工夫で限界を極限まで高めることができます。
そんな身体的にはいたってひ弱な人間が長年の間この地球で生命を育み続け、今もって地表での生活を可能としている現実こそまさに奇跡の証と言えるでしょう。
ただそれでも今直面しているこれまでにない気候変動においては、一人一人の知恵と工夫だけでは太刀打ちできない限界が来ているのも事実で、今のところ地球温暖化という自然が繰り出す脅威には全く歯が立たない状況です。
温暖化と聞くとただ大気が熱くなっているだけと思う人も多いと思うんですけど、大気(気体)は酸素(O2)や二酸化炭素(CO2)など分子の構造体でできていることから、高温化によって多くの人の想像をはるかに超えた状況を作り出しています。
その主なものが分子レベルでの熱運動が高まり分解と再結合が頻発することで、より安定して結合しやすい二酸化炭素(CO2)が異常に増加する一方、常に不安定な酸素(O2)は分解されたまま二度と元に戻れないというジレンマに陥ります。
また海水の高温化によって地球の酸素の50%程度を生成していたプランクトンなど海洋生物が死滅することで、大気中の酸素密度が低下が深刻化するだけでなく、かすかに放出される酸素も即時分解され二酸化炭素へと置き換えられてしまいます。
そしてその残りの酸素を生成していた樹木や植物についても、高温により根から吸収する水分量以上に蒸発する水分量が上回り、生命を維持できずその多くは死滅してしまい、その結果酸素濃度の低下に拍車をかけることになります。
つまり大気の異常高温が継続することで少しずつ確実に酸素濃度が低下していき、やがては火星のように大気のほとんどが二酸化炭素で覆いつくされた惑星へと変貌することも不思議ではありません。
すでに多くの人が気付いているように、年を追うごとに夏の最高気温が歴代の記録を更新し続けていることと、大気の熱を閉じ込めている二酸化炭素主体の温室効果ガスの増加・滞留により、気温上昇が加速度的に高まることで大気循環の変動から極地の周囲にも熱波がおよび、近い将来には大気の冷却循環すらままならなくなりつつあるのが現状です。
こうした状況が更に大気の高温化を加速させ、それが温室効果ガスを増大させ、またそれが極地の氷を溶かしていくという、今まさに負のスパイラル(フィードバックループ)に陥っている状態で、これが毎年継続していけばゆくゆくはあの火星と同じ環境に近づいていくことになるかもしれません。
と言うのも学識者の間では今では二酸化炭素の大気で覆われている火星も、近年の様々な探査からかつて地球と同じに生物が生存できる大気だったという可能性が高まってきているからです。
もしその昔火星が地球と同じような環境が育まれていたという事実があったとしたら、現在の地球温暖化こそ今の火星の成り果てた環境へと変わりつつあるという、決定的な予兆を示していると言っても過言ではないことから、この奇跡の惑星地球を第二の火星にさせないためにも、今こそ人類の英知を結集して事にあたる必要性が強く求められます。
結論から先に言うのもなんですけど、今の人類にはこの危機を防ぐための知力も気力も持ち合わせていないのが現状と言わざるを得ないでしょう。
それはすでに皆さんも薄々感じているとおりで、今さら言うまでもないことなんですけど、国家という存在にこだわっている限り、またこれまでの社会構造の在り方を由としている限り、地球規模の難題を解決する純粋な発想は決して生まれないからです。
たとえ国家を守ることはできてもそれは今の地球があってこその物種で、この地球を守るということは人類史上誰も経験したことのない、主導者として前人未到の英断となりえるのは想像に難くありません。
現に米国などでは気候変動に関する議論自体をタブー視し始めているそうで、現状維持路線をひた走り「今が良ければ全て良し」とする政治的風潮が確立しつつあるようです。
そんな人類全体を見通せない排他的な主導者では、こうした難題にまともに向き合おうとしなくなるのも当然でしょうから、政権が保たれている間にも事態が一層深刻さを加速させている以上、早期にこれからの人類の危機に立ち向かえるだけの度量を持った「真実に実直な人材」が必要不可欠になるでしょう。
私たちには刻一刻と深刻さを増している地球環境の悪化度に、耐え続けられる時間があまりありません。。。
一刻も早く地球人類から名乗りを上げた逸材に、私たちの命運を委ねなくてはなりません。。。
そのために私たちができることは今の苦境をただ耐え忍ぶだけでなく、この現実を素直に受け止めつつ生きようとする意志を全世界に発信し続けることかもしれません。。。