NASA主導のアルテミス計画は伊達じゃない!!

2026/04/07 08:00 公開

アルテミスⅡ離陸1分前
アルテミスⅡ離陸1分前

 2026年4月2日アメリカのフロリダ州ケネディー宇宙センターから、アルテミス2号機が打ち上げられましたね。🚀

 打ち上げは無事に成功して有人探査船オリオンが月周回軌道に入り、この時点ではそろそろ月の裏側に入る頃とシミュレートされています。🌒

 人類の月探査と言えば、半世紀前に行われていたアポロ計画が有名で、1969年に打ち上げられたアポロ11号の船長ニール・アームストロング氏は、月着陸船イーグルで人類で初めて月面に降り立ち「地球は青かった」ではなく、「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」と言っていたのを思い出します。🥰

 それから53年が経った2022年、アポロの妹「アルテミス」の名を拝命し再び人類は月を目指し、アルテミス初号機の打ち上げとともに無人探査船を使った宇宙開発再構築ミッションが開始されました。🌍

 そして初回ミッションはすべて成功裏に収められ、データ解析により様々な不具合を洗い出して改良点を克服しつつ、第二弾として今回早くも有人の月周回ミッションに挑んだことになります。👭

アルテミスⅡリフトオフ
アルテミスⅡリフトオフ

 ところで余談なんですけど、このアルテミスミッションで使われる打ち上げロケットSLS(Space Launch System)は、どことなく日本のH3ロケット(H3実機はこちら)とイメージが重なって見えたりしないでしょうか!?🤔

 もしかするとそれはのっぺりとした流線形の形状や質素なボディー色に、2つのブースターを両脇に抱えただけのシンプルな筒感がそう思わせるのかもしれませんね。😯

 でもよく見ると両脇のブースターの大きさがH3とは比較にならないくらい、はるかに巨大であることがわかると思います。🧐

 更にロケット本体の大きさもH3の1.5倍程と巨大で、その上でこのようにブースターがはるかに巨大であることは、いかにH3の比でないかを如実に物語っています。😰

 それもそのはず、そもそもアルテミスとH3とでは想定される活躍の場が根本的に違っていて、H3が地球周回軌道に資材や人員を送ることに特化した目的のため少ない燃料でまかなえるのに対し、SLSはほぼ完全に地球の引力を脱して探査船を宇宙空間に放出させる使命をまっとうするために、莫大(ばくだい)な推進力を必要としているからなんですね。💪

アルテミスⅡ打ち上げ成功へ
アルテミスⅡ打ち上げ成功へ

 それはまたアルテミス計画の核となっているのが人類が永住し持続可能とするための「月」開発と、その後に行われる本格的な「火星」への開発探査であることから、地球の重力に囚われたこれまでの宇宙開発の次元とは一線を画していると体現しているかのようです。📡

 ここで肝心なのは月で自給自足できるようにならない限り、このように地球から莫大な燃料を捻出して資源を送り続けることは、例えて言えば宇宙ステーションを遠くに配置したかのような無駄な浪費になるばかりか、その間にも地球資源が枯渇し環境悪化が懸念される一方であることを踏まえると、もはや最低限「月」で人類が生活できるようにすることが大前提であって必然でもあるということなんです。💕

 またこのプロジェクトには日本からもJAXAなどが参画していて、近い将来日本人の宇宙飛行士も月面に降り立つ予定があるようですので、その日が来るのが待ち遠しい限りなんですよね。🤗

 とは言え、今はその大統領自らが世界への影響を尻目に戦争を巻き起こしている最中で、国防費の増額からアルテミス計画への資金凍結という懸念も憂慮すべき状況下ですし、今はただこの戦争の行く末を見守る他はなさそうです。💥

 幸いなのは、並行して中国でも月面基地計画「国際月面研究ステーション」の建設構想が進められていて、今から数年後には有人月面着陸を実現させるそうですので、そちらにもアルテミス計画と肩を並べ人類の希望が注がれていくことになるでしょう。😍

 とにかく今はオリオンの無事帰還を祈りつつ、より多くの人々の意識が宇宙(そら)に向けられることを願うばかりです。。。

 そしてもしできれば、月の裏側から望んだ地球と間近に映った"今"の地球との違いを、全世界に向けて"今"だからこそありのままに伝えてほしいです。。。