既にニュースなどで報道されているように、つい先日の19日これまで戦争状態だったアメリカとイランとの間で、事実上の停戦公約として覚書へのサインが交わされた模様です。✒️
振り返れば3か月ほど前に両国との会談が決裂したことから戦争が勃発し、これまで極力被害者を出さず精巧な軍事ミッションにもその精密さを欠き、多くの民間人犠牲者を出してしまうという、アメリカらしくない行為に及んでしまったことはとても残念でなりませんでした。😭
これがトランプ大統領自身の思惑だったかどうかは定かではないですけど、もし世間にこの戦争に関わる上で自国の本気度を指し示すための犠牲だったとしたら、それ以前に体制転換の名目で伝えられた元イランの最高指導者暗殺の悲報と相まって、イラン主導部にとっても並々ならぬ強烈な反米感情が芽生えていたことでしょう。💢
そんな中多くの中東石油依存国を巻き込みながら、今回アメリカがイスラエルとの共同戦線を開始したことについて、いくつかの不可解な事実があることが少しずつ分かってきましたので、ここにご紹介したいと思います。😦
イランはアメリカとイスラエル以外にも、UAEやサウジアラビア・バーレーンなど複数の湾岸諸国にある軍事拠点に対して攻撃を実施しています。
しかしながらそうした被害国であっても、中東地域でのイランの存在価値を認めざるを得ない状況があるようで、特定の国ではこれに対する対抗的言及こそあったものの、結果として至って静寂に満ちていました。
そもそもトランプ大統領の一存から始まった戦況であるとは言え、本来であれば自国を攻撃されればその報復も辞さないはずなのに、あえてそれを行わ(せ)なかったことに何かしらの裏工作が入ったのではという疑念です。
今回の戦争が起きる前イスラエルはハマスとの戦争状態にあって、ハマスの拠点であるガザを集中的に爆撃してほぼ壊滅状態にしたという経緯がありました。
その後間もなくしてアメリカがイスラエルとの共同戦線を開始したことで、作戦上アメリカと歩調を合わせる必要性が生じることとなり、これまでのイスラエル主導の戦闘指揮にも影響が及ぶことになります。
また次にはイラン系武力組織ヒズボラとの戦闘を続けているなど、いまだ余力のあるイスラエルではあるものの、今回の戦争では双方の攻撃による被害の大きさを物語る報道がほとんどなく、ハマスとの戦闘と比較しても散発的・消極的な傾向が示唆されるという疑念です。
イランに核兵器を持たせないことを大義として始まった今回の戦争ですけど、主導するトランプ大統領には自国の威信をかけた強い志があったからこそであることは違いありません。
またその一方でそもそもイランは国家レベルで核兵器に興じているとは断言していませんし、現在もなおNPT(核不拡散条約)加盟国となっています。
その上で今回の火種となっている高濃縮ウランの精製・保有という状況は、先日覚書にサインした現時点でもまだ変わっていないにも関わらず、トランプ大統領の言動が突如としてイランの立場を理解し寄り添う方向に傾いてきているという疑念です。
トランプ大統領は今回の戦争で、宗教的な協調からもイスラエルを守る義務を真摯に果たしていると言えそうです。
とは言えそのイスラエルは、アメリカがイランとの覚書を交わす際にもヒズボラとの戦闘を継続していたため、一切の停戦に応じることを前提とした条文に調印することへの妨げになる懸念から、あえて同盟国たるネタニヤフ首相に対して強く戦闘停止を求めていたという疑念です。
これはまだ最終合意に達していない現段階として捉えて欲しいんですけど、上記の疑念を総括して言えることは「トランプ大統領は現状の中東で起きている殺りくを鎮(しず)めようとした」ということです。
つまりハマスとの戦闘で日々多数の犠牲者が出続けていたという状況を嫌い、中東地域に異常事態を招いていたイスラエルに対する戦闘自粛を真の目的として、かつそれを世界状況の中で自然な流れとして速やかに遂行する必要性があったということです。
またその遂行には同盟国イスラエルとの友好関係を今まで通り維持することが絶対条件で、かつその一方でこの事態の元凶となっている異常性を納めさせるという、相反する目的を同時に解決する巧妙さが必要不可欠でもあることです。
更にこの遂行において他の湾岸諸国との連携も欠かせなかったことと、ホルムズ海峡こそ事実上の封鎖に踏み込んだとはいえ、大国イランがあえて本気を出していなかったと見て取れる節も多々あり、裏を返せば今回の戦争(行為)そのものが作為的だったようにも思えます。
もちろん他にも第三の国や人物等の介在によって、トランプ大統領が何らかの影響を受けたという見方もできそうですけど、上記の疑念を踏まえるとこの戦争開始時からそれなりのシナリオの下で進められていたという可能性も決して否定できないでしょう。
いずれにせよ、現状で中東での停戦が履行されホルムズ海峡が開放されたことは、トランプ大統領の存在によるところが大きいのは事実ですし、ようやく民間人を含む多大な犠牲者を出さなくて済むようになったのは、まさに世界中の誰もが一時でも中東に平和という現実を事実として認識されたことでしょう。
というわけで今回の記事タイトルは、平和の使者(仮)を改め平和の使者(改)として表記しております。🥰
ただ同盟国アメリカによる戦闘停止の要望にも従わないイスラエルは、いよいよ首相自身が政権維持のために政治利用しているという懸念が、国内外における危機感として急速に高まりつつあり、今後アメリカを始め他の関係各国の動向に注力する必要もありそうです。
さて両国の最終合意まであと2か月、この間も多少のゴタゴタはありそうですけど、このまま大事に至ることなく時が過ぎてもらえることだけを願っています。。。